9月20日 4回目の抗がん剤から9日目

今日は、愚痴らせてください。

                              

いつもお世話になっている友人へ弱音を吐いたところ、

自分とは全く考え方も価値観も違う意見が返ってきてしまい当たってしまいました。

                                 

正直、この病気になってから“言葉”にかなり敏感になり、苛立ちを思うことが多くなりました。

「大丈夫でしょ!」「それで済んでいるんだから…」と言われても、励まされているよりも馬鹿にされたり貶されている感じがしてしまうんです。

そりゃ他人事ですから、当たり前なんですが、勝手に味方をしてくれていると思っていた友人からそう言われてしまうと辛かったです。

                                   

私は、抗がん剤を打ち続けるしかなく、手術もできません。

なので、月に抗がん剤代である3,5000円(高額医療認定)と薬代がかかります。

それで何を得られるかというと、ガンが小さくなるということだけです。

副作用もあり完治するわけでもありません。

主治医からは「奇跡が起これば!」と言われていますが、「可能性はかなり低いですが…」とも言われています。

                                  

昔からの癖で、変な期待はせずに最悪な状況な可能性を考えてしまう前提でお話をすると、私はこのまま一生抗がん剤を打ち続けることになるんです。

健康な人が3,5000円あったら遊びに使ったり美容に使ったりすることができます。

私はそれをガンを現状維持させるために使うことになるんです。

副作用にも怯えながら、朝起き日常を過ごさなければならないんです。

                                  

なので、「抗がん剤をやめたい」「意味が見いだせない」「もう疲れた」と愚痴をこぼしたのですが、友人は前向きな考え方のようで意見が合いませんでした。

「体の維持の医療費としては3万円はかなり安い!」と言われてしまい酷くイラつきと悲しくなりました。

それ以上の不安と怖さ、ゴールのない絶望感が襲ってくる感覚はなってみた当事者にしかわからないことということを改めて思い知らされました。

                                   

『ガンなってしまったんだし、仕方がない』と思えれば簡単だし楽なのかもしれませんが、正直私にはそんな前向きになれる程の余裕はありません…。

今回の事で決めたことがあります。

人に今回の病気のことで、弱音を吐くことをやめます!

人にネガティブなことを言っても、本人にしかわかりませんし自分と価値観が違うと、精神的にも来てしまうので、自分のためにも1人で泣くことにします。

                                 

もし、同じように抱え込んでしまっている人がいるのであれば、思い切り泣いてみるといいですよ!

実家などで1人になれない人はお風呂やトイレで泣くのがおすすめです。

この時期ならば、花粉症と言い訳にすることができますしね!(笑)

                                

今日は考えがグルグルしてしまって、整理できて無くすみません…。

頭を使ったので疲れてしまいました。

今日はこの辺で失礼します!